リレーエッセイ⑬

リレーエッセイ13番目 「みずきのアイドルと呼ばれたい」

入居支援課 サブリーダー 青木 慎吾

 リレーエッセイ13番目を担当します。みずきのアイドル「青木」と申します。

利用者のみなさんには、「シンゴさん」「アオキさん」「おい」と呼ばれています。以前、利用者さんに同姓の方がいてその方からもそうですが、以来、自然と名前で呼ばれるようになりました。まだ、「みずきのアイドル」とは呼ばれていません。悲しい…

少し私事を書きます。当時、在学していた専門学校。卒業年に1単位を落とし、留年してしまいました。1単位であったので、週1回の通学以外、何も行なうことがなく空いた時間はバイトをしていました。今後の事を思い福祉職に関わっていこうとタウンワークをめくり、「みずき」が掲載されていました。連絡をして採用面談の時、当時の施設長に面接を受けたのですが、ある事で「もう、ダメだな」と半ば諦めていた時、みずき様より連絡がありました。「採用です。」と。

平成17年(2005年)5月、辞退に伴い繰り上げ採用となりました。そこから、朝はみずきで、夕方は○○○○○「安さ爆発」で働く日々がはじまりました。MIZUKI IS BEAUTIFUL DAYSのはじまりです。掃除、洗濯から今はサブリーダーですッ!

現在に至るまで、みずきには大変お世話になっています。本当に申し訳ございません。ですが、様々な経験をさせていただきました。

みずきの特徴のひとつにALS(筋委縮性側索硬化症)の専用入居部屋があります。東京都の民間施設では数が少ないALSの利用者を受け入れています。私はいままでに2名のALS男性利用者の支援担当をさせていただきました。ALSは運動神経細胞が侵される進行性障害で、現実を受け入れることはなかなか困難です。微妙な感覚のズレがご本人にとっては大きく支援者にとっては伝わり難い大変「やっかい」(言葉に語弊があります)な障害です。ですが、それが楽しい時間に支援者として介護者としてなっていくことがあります。

介護は辛いです。介護全般の共通業務に施設では支援計画(ケアプラン)の立案、実行、見直し、行政書類申請や会議、会議録の作成、行事関連の活動計画、その他係業務の役割、研修、ごみ捨て清掃関連等々、その上、ALSの方等、様々な利用者さんの支援、始業前に嗚咽する職員もいました。事実です。それでも介護は楽しい。仕事が終われば即帰りましょう。メリハリは仕事を行なう上で、一番大事だと思います。みずきは、そういう職場です。

障害者支援は広く利用者さんと関わる事が魅力です。辛い日常は仕事をしていても何もしていなくても変わりません。「楽しさ」を見つけて下さい。何でも良いです。介護でなくてもいいです。何も見つからないひと、嗚咽する介護とは何なのか、興味があって知りたいひとはみずきへ入職して下さい。入居支援課に「青木」はいます。やさしく丁寧にシゴキ(指導し)ます。

長くなりました。リクエストが在ればまた、エッセイを書く機会をいただけるかもしれません。また、お会いしましょう。アデュー!