リレーエッセイ⑮

概ね“50歳くらい”の求人チラシを握りしめ「もうすぐ53歳ですけど・・・」と電話した日から4年と4ヶ月の歳月が経過しました。(年齢がバレますね。笑)

介護経験も3年ちょっと、そして障害者支援は初めてです。そんな私を先輩方がやさしく指導して下さってやっと周りが見渡せるようになりました。先輩方に感謝!!感謝!!

にへーでーびる(ありがとう)入居支援課・サブリーダーの嘉手納です。

リレーエッセイ15番手。四苦八苦しながらペンを走らせております。

 

さて私の担当利用者について少し書きたいと思います。

彼女は今年前半に入所しました。最近彼女とはぶつかる事が多くなっておりました。「嘉手納さん、ごめんなさい。言っている事は分かっています」「私もごめんなさい。言い過ぎたね」とお互い謝りあう。その繰り返しです。そんな時他職種の会議にて彼女の支援方法を提案して頂きました。彼女に対しての“楽しみとは何か?”です。調理師だった彼女の強みに着眼したのです。安全を第一に考えすぎた未熟者の私には目からうろこです。

月1回の調理活動の提案です。しかし、何せ私生産能力に欠けております。調理が苦手なのです。

彼女と私が何を作りたいのか考え、材料を調達し管理栄養士と協力して作り上げるという案です。そうです。これから始まる支援です。

私は“楽しみ”という事を忘れていました。この提案を受けた時正直?????しかし、考えるとワクワクしてきました。彼女と同じ目線で目的に向け生産(作り上げる)し感情を共有する事が大事だと気づきました。

そして、現場では日々時間に追われています。その中でワクワクできる事とは?と考えるとシンプルに“連携して助け合う事です”

みずきには、手を上げてお願いと言うと、手の空いた職員が飛んできて手伝ってくれます。「ありがとう、ありがとう」私にはワクワクする事です。そんな小さなワクワクが広がってくれれば・・・と未熟な私の大きなハードルと願望です。

 

最後に大好きな作家の一節で私のココロの拠り所です。

品を保つということは、一人で人生を戦うことなのだろう。

それは、別にお高く止る態度を取るということではない。自分を失わずに、誰とでも穏やかに心を開いて会話ができ、相手と同感するところと、拒否すべき点とを明確に見極め、その中にあって決して流されないことである。この姿勢を保つにはその人自身が、川の流れの中に立つ杭のようでなければならない。

つたない文章を読んで頂きありがとうございました。にへーでーびる

入居支援課 サブリーダー 嘉手納 知子