リレーエッセイ㉒

こんにちは、リハビリテーション科の八木です。リレーエッセイの依頼があったのが6月。なにを書こうか迷っているうちにあっという間に時間は過ぎ、これを書いているのは締め切り前日の8月8日です。昔からギリギリまで行動できないのはいくつになっても変わらないものです。

つい先日に、妻が家の鍵を無くしたうえに鍵穴に木の棒を突っ込んだため家にはいれなくなった話を書こうと思ったのですが、過去のリレーエッセイを読み返すときっと相応しくない内容なので今回は諦めて自己紹介的なことを書かせて頂きます。

私は理学療法士をしています。理学療法士をしていると(理学療法士に限ったことではないのかもしれませんが)どうして理学療法士を選んだのかと聞かれることが多くあります。そんなときは、「甥っ子が脳性麻痺なので療法士の仕事に興味をもって理学療法士を目指しました」と答えることが多く、自分自身でもそうなのかなと思っていたのですが改めて考えると良くわからないです。高校時代からなんとなく安定しているイメージの医療や福祉の方向に興味があり、放射線技師を目指していました。高校3年生になると、化学の先生に放射線技師は白髪になると言われ、看護師を目指しました。看護学校受験のための予備校に通っていましたが結局看護学校を受験することはありませんでした。願書提出の直前になって、理学療法士になりたいと思ったのです。なぜ思ったのか自分でもこれといった理由は今になるとわからないのですが、そうすべきだと思い理学療法の専門学校に願書を出しました。そして落ちました・・・・。合否通知書が入った茶色い封筒を証明に透かした瞬間に不合格の文字が見えたのは今でもよく覚えています。

そんなこんなで、今私はみずきで働いています。支援の困難さや自分の力不足を痛感することが多いですが色々な経験をさせてもらい充実しています。働き始めたころは理学療法士にしか出来ないことはなんだろうとよく考えましたが、最近では自分にできることはなんだろうと思うようになりました。ベストはみつからなくともベターなら、そんな感じで頑張っていきたいと思います。

リハビリテーション科 理学療法士 八木 龍治